社会人篇 MRさん1

まずMRさんのご紹介

研修の時にお世話になった方

レスリング部、熱血漢、お酒にストイック

(本人曰く、弱いから飲み続けねば!)

会話が雑。強面。ガタイが良い。

 

ある日、会社での話。

 

喫煙所にて、

休憩がてらタバコを吸いに行くと

MR さん発見。近より雑談。

 

MRさん「聞いてくれよぉ。」

何やら元気がない様子。

MR さん「昨日、飲み過ぎちゃってさぁ。」

自分 「えぇ、いつものことですね。」

 

MR さん「朝大変だっんだよぉ。引っ掻かれたりさぁ。」

自分 「ほう。」

MR さん「昨日、猫持ち帰りしたっぽいんだよね。」

自分 「ほぅ。」 えっ?女の子のこと?

 

以下、要約

MR さん飲み過ぎ

記憶曖昧のまま帰宅途中。

家の近くに猫がいたそうです。

捕まえたと。

そして脇に抱えながら、一緒に帰宅したと。

 

 

朝寝ていたら、

知らぬ猫に引っ掻かれ起きたとの事。

 

記憶を辿ると、レスリングの要領で低空タックルで捕まえたらしい。

おとなしい猫だったんですかねぇ‥。 

 

スーツが毛まみれで大変だった。

 

朝一緒に出勤してきた、との事でした。

 

 

流石に嘘でしょ、と突っ込んだ所。

MRさん「見ろよ。ここと、ここを!」

指したのは耳の横。引っ掻かれてました。(笑)

そして、もう一方スーツの上着側面。

よく見ると毛が付いてました。

 

喫煙所にて爆笑してしまいました。

 

想像して下さい。

深夜にガタイの良いスーツ姿の強面が

サーフボードの要領で猫を抱えている姿を!

 

 

 

次の日、

また喫煙所にて

MR さんに会いました

というより、よくいるなぁ‥。

MRさん「聞いてくれよぉ。」

またかい。

自分 「へい。」

 

MR さん「昨日、会社終わって家帰ったら、猫が玄関の前にいたわ。(笑)」

なんて可愛い猫なんでしょう。

帰宅を待ってくれているなんて。と思いました。

 

自分 「もう飼っちゃえば良いじゃないですか。良い彼女じゃないですか。(笑)」

 

MR さん「オスかメスかわかんねぇよ。というか、自分でいっぱいいっぱいだわ。」

猫さん可哀想に。

 

結局、家にいれなかったとのことです。

 

まぁ秋口の頃で少し寒くなってきた時期でしたからねぇ。

猫さんもちょうど暖かい場所を見つけたと思ったんでしょう。

 

そんな漫画みたいな話です。