学生時代 皆勤賞がぁ!

高校生の時の話です。

 

高校生活が楽しく、皆勤賞で高校ライフを送っていました。

 

学校には自転車と電車を使い通学していました。

 

 

ある日の冬の通学の時

 

その日は雨が降っていました。

 

電車の時間がギリギリで、自転車を急いで漕いで駐輪場へ。

 

駐輪場の入り口は、緩やかなカーブがあり、ガードレールで道路と仕切られていました。

 

入り口へ差し掛かると、反対から傘をさして前を見ていない、おばちゃんが突っ込んでくる。

 

そのまま、ギリギリ突っ込みそうなところで

ギリギリ回避。

 

回避する瞬間

甲高い音で

「カーンっ!」

 

急いでいたので、構わず駐輪場に自転車を停め、

駅までダッシュ!

 

電車に間に合いました。

 

そのまま、電車に乗り学校へ到着。

遅刻回避したぁ、と思い教室に入りました。

 

入るやいなや、

 

ここで新登場人物

YA(当時)

ヤンキー、めっちゃ良いやつ、スポーツ万能

何気に勉強ができる、高校時代の一番の仲良し

 

ここでの自分はTとします。

 

YA「Tー。ヤバくね?!」

朝から何を言ってんだ?と思いました。

自分「えっ、何が??」

 

YA 「ズボン。珍しいね。ケンカしてきたの?」

 

自分「えっ?えっ??」

痛いのが嫌いなので、そういう事しないわぁ。

と思いながら、ズボンに目をやると‥‥

 

 

自分「なんじゃこりゃーーーっ!!」

 

 

ズボンが血まみれ‥‥。

 

と驚いた拍子に、ポケットから手を出した途端

 

血飛沫が‥‥

 

驚く自分。

YA「ケンカじゃん!俺も呼んでよぉ。」

色々、意味がわかりません。

 

よく指を見ると、

左の中指が二倍位に腫れて血まみれに。

 

自分は血を見て、やや貧血気味に。

 

そこで担任の先生登場。

担任の先生 KT先生としておきましょう。

当時も大変お世話になり、

今でもお付き合いをさせて頂いている、恩師です。

 

 KT先生「あーっ。やっちゃった?」

 

自分「いえ違いますっ!こんな平和主義な僕が

そんな事はしません!YAとは違います!」

貧血とテンパっていたので、よくわからない事、多分言ってました。

 

ニヤニヤしながら

YA「T、でも実はー?!」

この時ばかりは、どついてやろうかと思いました。

 

KT先生「とりあえず、保健室行きな。」

 

血まみれのズボンに、止血の為

左手を高々に挙げ、廊下を歩く様は

バツゲームでした。

 

そして、適当に介護だっ!と言いながら、

巧みに授業をサボる高等テクニックで

付き添いをしてくれる、YA‥‥

 

保健室に付き

 

どうしたかと尋ねられたが、全くわからない自分。

 

よこで、ジェスチャーシャドーボクシング

やりはじめるYA‥‥

 

そして、

自分「あっ!ガードレールに指をぶつけたかも」

 

と思い返しました。

 

出血は止まったものの、腫れがヒドイ為

病院に行けと言われました。

 

自分は頑なに拒否しました。

皆勤賞がぁ!!としか、考えていませんでした。

 

そこで、KT 先生登場。

 

付き添いのはすが、何故かベットのカーテンで

シャドーを続けるYA。

 

KT 先生に小突かれ、教室へ強制送還。

 

そして、自分は強制早退となりまさした。

 

 

病院へ行き、骨に異常はなく。

ぶつかった衝撃で、血が溜まったみたいでした。

指は血が広がらないので、腫れやすいと言われました。

お母さん、骨太に生んでくれて、ありがとうと思いました。 

 

そして、自分の皆勤賞はなくなりました‥‥。

 

 

余談ですが、何故ぶつかった時に気づかなかったかと考察しますと、冬の時期だったので、手が悴んでいて、指がガードレールに当たった痛みが緩和されたのかと思います。

 

あと気持ちが皆勤賞がぁ!

しかなかったのもあったり‥‥

 

まぁギリギリに通学した自分が悪いですんですけどね‥‥。

 

 今思うと血まみれのズボンで電車に乗っていた事になりますね。m(__)m

字に起こして、初めて気付きました‥‥。

 

そんな話でした。