学生時代 ラーション

中学生の時のこと。

学校へ自転車通学をしてた時期がありました。

 

当時の自分の自転車はママチャリ。

自転車の鍵はよくあるサドル付近にキーをさすタイプでした。

そのキーについていた、キーホルダー。

ラーション(海外のサッカー選手)。

 

下校の時でした。

 

悪友SK、幼馴染みAKと共に自転車を引きながら帰っていました。

 

SK  「サンケツで帰ろうぜ!」

 

謎の提案をAKと共にのみました、

 

乗り方は‥

自分:漕ぐ係

   AK:荷台に座る

   SK:自分とAKの間に立って乗る

※やっちゃいけませんが何十年前の話です

 

SK の位置を詳しく言いますと、

荷台の隙間に足を八の字に乗せ

強引に乗るという荒業でした。

 

必死に漕ぐ、自分‥。

 

しかし何事にも限界は訪れます。

というより、配置ミスでしょう。

何せ、SK、AKは重い!

中学生にして、

身長が170cm後半でしたからね。

 

自分は一番チビでした。

 

 

グラつくチャリ。ケタケタ笑うSK。

 

えぇ、倒れましたとも。

 

倒れる寸前に嫌な音、「バキッ。カラカラ」

 

自分とAKは共倒れ。

SKは‥

 

 

瞬時にジャンプして逃げていました。

1人あざけわらうSK。

 

ぶっ飛ばしてやろうかと思いました。

しかし、やられるため我慢。

 

自転車を起こし、嫌な音の原因を確認。

特に異常はなし。

 

SK  「ジャンプした時、車輪に引っ掛かった」

 

ホッとする自分。

 

その日はダラダラ皆で帰りました。

 

次の日、

自転車で通い学校に着いた時に鍵を。

 

えっ。鍵とラーションがいない。

えっ。何で鍵空いてるの、自転車漕げたの?

よく見ると、自転車の鍵は根元で

折れていました。m(_ _)m

鍵を締めたらおしまいの状況です。

犯人はそう‥。SKです。

彼はジャンプした時にラーションを足蹴にし、転倒を回避したのです。

 

ラーション(鍵の先端)行方不明。

 

 

その日の帰り。

鍵の壊れた自転車を引き

SKに文句を言いながら下校していると。

 

SK  「おいっ!、ラーションいる。(笑)」

 

目にしたものは、道路に転がっている

ラーションの姿が。

 

自分 「あったーっ!!」

見つかっても直りませんが、

その時は嬉しくて仕方ありませんでした。

 

しかし、ラーションを手に取ると‥

 

 

 

 

 

車に何回か引かれた後が‥

 

まぁ戻ってきたのでよしとしました。

ちゃんちゃん